月ヨガテラスで初めてオンラインレッスンを申し込んで下さったのは、アメリカ・アリゾナ州フェニックスに住む日本人女性のK子さん。アメリカ人男性と結婚後に渡米し、今年で20年目になるそうです。
息子さんも生まれ、とても幸せに暮らしていらっしゃいますが、不慣れな異国の地でのストレスもあり、様々な自己免疫疾患を発症し、慢性的な疲れや胃腸の不調に困っていらっしゃいました。
ご本人なりにセルフケアに取り組んでこられましたが、責任感が強く完璧主義という生来の性格もあり、仕事で頑張り過ぎては体調を崩すことを繰り返され、2年前には原因不明の激しい頭痛と発熱、腹痛で入院する事態に。
今は治療で症状が落ち着いていますが、「慢性的な疲労感、腹部の不快感を少しでも改善し、体調を上手にコントロールして病気とつき合えるようになりたい」「仕事の手抜きがなかなかできない自分を変えて、<できない時はできなくていい>と思える、無理をしない自分になりたい」との希望をお持ちでした。
初回インテーク面接の聞き取りで、これらのことを目標としてヨーガ療法のプライベートレッスンを週1回ペースで継続していくことで合意しました(インフォームド・コンセント)。
現在、K子さん用の呼吸法とアーサナの個人レッスンメニューを作成中です。
ご自分の心身の状態をしっかり客観視し、前向きな目標を持っているK子さん。ヨーガ療法でそんなK子さんの回復と成長を、しっかりサポートしていきたいと思います。
(本記事に記載したK子さんの経過については、ご本人の了解を得て掲載しています。他の利用者様の個人情報については秘匿を厳守し、ご本人の了解を得られなければ公開されることはありません)。
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